KeyboardEvent key属性
定義と使用方法
key属性は、キーボタンイベントが発生した時に押されたキーの識別子を返します。
キー識別子は、キーボタンを識別する文字列です。この属性の返却値は以下の文字列のいずれかです:
- 単一の文字(例えば「a」、「W」、「4」、「+」または「$」)
- 複数の文字(例えば「F1」、「Enter」、「HOME」または「CAPS LOCK」)
注記:この属性は読み取り専用です。
ヒント:キーボタンイベントが発生した時に「ALT」、「CTRL」、「META」または「SHIFT」キーが押されたかどうかを知りたい場合は、以下を使用してください: altKey、ctrlKey、metaKey または shiftKey 属性。
例
例 1
キーボタンイベントが発生した時の押されたキーボタンを取得する:
var x = event.key;
例 2
"A"キーが押された場合、テキストを表示します:
var x = event.key; // キーボタンが 'a' または 'A'(CapsLockまたはShiftを使用)の場合、テキストを表示します。 if (x == "a" || x == "A") { alert("'A'キーを押しました!"); }
文法
event.key
技術的な詳細
返却値: |
文字列で、押されたキーボタンを表します。 可能な値:
注記:Safari では未定義を返します。 |
---|---|
DOM バージョン: | DOM レベル 3 |
ブラウザのサポート
このテーブルの数字は、その属性を完全にサポートする最初のブラウザのバージョンを示しています。
属性 | Chrome | IE | Firefox | Safari | Opera |
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key | 51.0 | 9.0 | 23.0 | サポート外 | 38.0 |
関連ページ
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